いとうゆうのまじめにふまじめ日記です。

都内で活動中のグループAFTER SCHOOL BABYSのいとうゆうのブログです。主に好きなものについて語っていきます。

ルイの9番目の人生【ネタバレ注意】

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見ました‼️

 

というわけで感想です。

※ネタバレします。うろ覚え箇所あり。全て個人の感想です。

 

では、どぞー。

 

 

ルイの9番目の人生

2016年/カナダ、イギリス

 

〜あらすぎるあらすじ〜

生まれてから何度も命に関わる事故に遭い続けている少年ルイは、9歳の誕生日に崖から落ちて昏睡状態に陥ってしまう。果たして今までの事故は本当に事故だったのか⁉︎

 

詳しくは公式サイトを→

映画『ルイの9番目の人生』公式サイト

 

 

まず、このお話は、「昏睡状態のルイの回想や心象風景」と「現実世界でルイの事故の真実を追う話」が交互に展開していくことで構成されています。

 

主要登場人物は、ルイ、ルイのママ、ルイのパパ、昏睡状態のルイの担当医師ってところです。

 

 鑑賞中のわたしの感情の動きをまとめると、

 

①ルイ、おしゃれ過ぎない?  ママ、美し過ぎない?パパ、ちょっと怖いな…

②ん?ママおかしくない?

③もしやママ、あの病気では?

④ルイー!ルイー!😭

⑤やっぱりそうかー‼︎

⑥パパー!良かったー、ルイー😭

 

って感じです。

 

 

補足説明していくと、

①ルイは画像で分かると思いますがすごくキレイな子✨そしておしゃれに見える✨ママ役の方も本当に美しい✨っと思っていたら、作中でも美人設定でした。他の女優さんも綺麗だから違いがわからなかったけど、確かに怪しい色気はありましたね。パパは最初ルイ転落の犯人だと疑われてたから、ちょっとバイアスかかっちゃったね。あと喧嘩が絶えない夫婦だったからかな。

 

②ここに登場するルイの担当医師はこれまたイケメンで、その人に対するママの態度が明らかに好意を寄せている人へのそれなんだよね。自身も夫がいて(この時行方不明中)、相手にも奥さんいるんだけど、そんなのお構い無しって感じ。そして医師も満更でもない。まあ美人だし仕方ないよね。

 

③→⑤で解説します。

 

④ここで担当医師とルイの意識がシンクロできることが分かります。ルイが以前かかっていたカウンセラーに頼んで催眠術をかけてもらい、担当医師の口を借りてルイから直接真実が語られます。ルイ、頭の良い子だから求められていることがわかっちゃったんだろうね。そしてママが大好きだからこそ行動しちゃったんだろうな。辛すぎる選択だ。

 

⑤なんかルイの回想とかのママの態度見てると、んっと引っかかるものがあって。たまたま知識があったから、もしかしてと思ったら案の定でした。真実追求の核となるので、ここではとりあえず病名は伏せときます。

 

⑥9番目の人生とは、ママがルイに語った「猫には9つ魂がある。何度か死にかけたルイは今9つ目の魂だから大事にしてね。」という話からきてるんだけど、昏睡状態の中でルイは今がとても最高で気に入っていると言う。それはもうママに対して不安を覚えなくていいし、パパを恋しく思うこともないから(パパは最近別居中で、ママと喧嘩した弾みでルイより前に崖から落ち、それが原因で亡くなっています。)というセリフがあまりにもつらすぎて、このまま終わるのは嫌だなと思っていたところ、パパが別居する時にルイの部屋を訪れたシーンになりました。そしてルイに「パパはルイの心の中にずっといる」と言い、そのことを思い出したルイは目を醒ます決心をするのです。

 

という感じで終わり方はとても前向きなものでした。

 

ちなみにパパは本当のお父さんではなく、ママが略奪愛で結婚した人で、ルイは連れ子なのですが、本当に深くルイのことを愛してくれています。その事実にもう泣きそうになる。パパのお母さん(ルイにとってはおばあちゃん)も嫁の連れ子なのにとてもルイのことを愛していて、ママが入院してしまうこともあってか、最後にルイに寄り添っているのは、このおばあちゃんです。パパの前の奥さんがとても良い人だったので略奪したママとは犬猿の仲なのにもかかわらず。

 

そしてママは入院中になんと担当医師の子を妊娠しています(!)…ルイの二の舞にならなきゃいいんだけど、そこは治療の成果が出ていると思いたい…。

 

 

 

話の筋はミステリーなんだけど、ルイの心象風景などファンタジー色が強い部分もあります。そこでパイレーツオブカリビアンにいてもおかしくないようなクリーチャーが出て来るのですが、そいつが、

 

オスのコウモリ1匹とメスのコウモリ2匹がいました。片方のメスのコウモリはいつも笑っているのですが、もう片方はいつも泣いてばかりいます。オスのコウモリは自分が元気づけてやらなくてはならないと思い、泣いてばかりいるメスのコウモリを選びました。

 

と言う話をするんですけど、ここがほんとにあーーーーーっと思ったというかなんというか🤣そういう話よく聞くよね笑

まあこれでこのクリーチャーの正体が何かなんとなくわかっちゃうと思うけど。そしてこいつのせいで一瞬ホラー映画かと思うシーンがある。

 

ママもママでほんとに美しくて魅力的な人なのに、人に関心を持たれるすべが同情を引くことしかなかったのは、非常に切ないことよね。悲劇のヒロインぶりたかったのかもしれないけど。なんかその美貌ゆえに苦労したから、男は信用できないみたいなこと言ってたけどほんとか嘘かはわからない…。いわゆる女が嫌いな女って感じの人でしたね…。

 

 

総評

ママとの絆の物語かと思いきや、パパとの深い愛の話でした。

全体的に独特の雰囲気があり、映像も素朴でとても美しかったです。そして幻想的でもあります。

あとやっぱりルイが真実を語り始めてからの怒涛の展開は目が離せない。

真実を知るとまた最初から見返したくなります。

 

 

深いお話だから、見終わったあと、いろいろな思いが頭の中を飛び交って、どうまとめたらいいのかわからなくなりました。だからとても長くなっちゃった😵

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました😊✨

 

 

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